ハリウッド女優の頭の良さのはなし

前回の話の続きです。

 

女優の経歴をwikipediaで調べると、彼女たちの知力を表しているらしいデータやエピソードを見つけるのですが、

 

ブルック・シールズ

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60年代末から70年代半ばにかけてニューシネマがアメリカを支配しましたので、

美男美女が映画界から一掃されてしまいました。

そんでも、人のサガとしてきれいな女の人見るのは快楽ですから、

美女がぽつぽつとスクリーンに復帰してきます。

でも、なぜかその美女のスクリーン上への復帰は十代半ばの少女たちに先導されることになりまして、

彼女たちが大人になっていくに従い、同年代の美人のスクリーン上の需要が増えていった、そんな感じです。

 

その先導役の代表格だったブルック・シールズ

wikipediaを見ると、その内容のほとんどが彼女の血統にまつわる貴族ネタ。彼女の父親がイタリアのメディチ家の血を引いているとのことですが、そんな高貴な方ですから日本の皇太子とも交流があるそうです。

 

そんな血筋のせいもあるのでしょうか、あまり演技に対して貪欲な人には見えません。仕事よりも恋愛、結婚を重視したのでしょう。それでもいまだにポツポツ映画には出てらっしゃるようです。

 

こちら、ヨーロッパ側の代表格のナスタシャー・キンスキー。

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ブルック・シールズwikipediaが貴族血統ネタに終始しているのに対し、ナスタシャー・キンスキーの方は、彼女の男遍歴ネタに終始しています。

「1992年から1995年までミュージシャンのクインシー・ジョーンズと暮らし、1993年に娘ケーニャが生まれている[5]恋多き女性として有名で、ロマン・ポランスキーミロシュ・フォアマンマルチェロ・マストロヤンニルドルフ・ヌレエフジェラール・ドパルデューロブ・ロウらとの交際歴がある。」

さすがに、これはすごいだろ、と思います。

 

自分よりずっと年上の男がほとんど、しかもすごい才能の持ち主ばかり、

いったいどうなってるんだ?ということですが、

世の中に「恋愛偏差値」とか「男誘惑偏差値」というものがあれば、ナスタシャー・キンスキーってその最高値らしいです。

 

「監督とはとりあえず寝てみる。でも、ポール・シュレイダーだけは無理だった」

いいんでしょうか?、ほとんど爆弾発言。

何年にこんな発言したのか知りませんけれど、世界中の映画監督の家庭ではひと悶着起きてたでしょうね。

ちなみに、ポール・シュレイダーは『タクシー・ドライバー』の脚本担当です。おそらく、本当にあの映画のトラヴィスばりにキモかったんでしょう。