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『あまちゃん』 どちらかというと飛び込んでほしかった

あまちゃん』がおもしろいのですっかり忘れていましたが、
朝の連ドラって、主人公を女の人にしないといけないという縛りがありました、そういえば。


あまちゃん』って『ピンポン』の男の子二人を女の子二人に置き換えたのが根本プロットのように思えるのですが、
恐らくラストは、『ピンポン』へのリスペクトを見せるべく、それっぽいシーンになるのかなと思いつつも、

次週予告の トンネルのシーンがあまりにも美しいので、ラストはどうなるんだろうとわくわく期待してみていたんですが、


ここまで話を似せるのだったら、ラストも二人で手をつないで海に飛び込んでいただきたかった。

そして『ピンポン』に話つなげてほしかったです。

『ピンポン』の冒頭のシーン

飛び込んだ瞬間に、画面がぐるっと回って、視点がどんどん上空に上っていき、
俯瞰図で北三陸の街を見下ろす、そしたら実写の俯瞰の光景が、ジオラマに重なって、ジエンド。

国民からあまねく徴収料金集めてんですから、それくらいやってくださいよ、と思ったんですが、


これ、飛び込むの無茶苦茶危険です。二人で手をつないでって、CG使わないと駄目ですわ。


ネットで『あまちゃん』関連の記事探っても、
『ピンポン』の話は少しは出てくるんですが、

どこの誰もあのラストのあのカットは、『テルマーとルイーズ』だということ言ってないみたいでして、

車で崖に飛び込むラストシーンは、自殺しただけに見える人もいるとは思いますが、
あれって、「命よりも大切な価値に向かって迷わず飛び込んだ」というようなかなりポジティブな意味持ってますから、
あまちゃん』のラストで引用しても不思議ないです。

それ以上に気になるのは、
脚本書いた人と監督した人は別の人なんですが、

あれって、脚本にいったい何と書いてあったんでしょうか?

「最後は二人海に飛び込ませたいんだけど、無理っぽいから、飛び込んだという意味がそこはかとなく伝わるような演出しておいてください」みたいな脚注でもあったんでしょうか?


それとも、「あえてギリギリのところでとどまってください」って書いてあったんでしょうか?


下の方でしたら、監督はあえて『テルマーとルイーズ』のカットを挿入したりはしないでしょう。
恐らく上の方の、「飛んでないけど、飛んだような画面作ってください」みたいな脚注あったんだと思います。