当時は「半ケツ」とか「ローライズ」とかそういう言い方がなかったので、
お尻の割れ目が半分くらい見えるほどにずり下がったパンティーのライン、みたいな言い方で表現するのがものすごく煩わしくて、
半ケツ、という簡便な言い方が出来たおかげで、楽に言い表せるようになった…
とこのブログにまえに書いたんですが、
ほぼ同じ内容のことをブログに書いている人がほかにもちらほら。
ソシュールの説に絡めていうなら、半ケツという言葉ができる前から、
半ケツの状態に強く興味を惹かれる人がそれなりにいるわけで、それを切っ掛けに半ケツという言葉が作り出される、もしくはファッションと絡めて金儲け用ともくろむやつが出てきて、
半ケツというキーワードが出来ることで、一つの流行となったわけです。
言葉が先か存在が先か、という問題に関しては、
ある種の人間、つまり『エイリアン』を見てシガニーウィーバーの半ケツを見て、心奪われてしまった男子に関しては、
半ケツの存在のほうが先であり、
お尻の割れ目が半分くらい見えるほどにずり下がったパンティーのライン、みたいなまどろっこしい言い方をしなくてはならないとしても、そこにこだわるわけです。
そして、
そうでもない人たちにとっては、半ケツという言葉ができたことにより、半ケツの状態を改めて意識して、ファッションとして取り入れたり、その状態の知人の痴態の画像をネットで公開していじめたりするわけです。
まあ、半ケツの認識においても前衛と後衛がいるわけです。
2chでのとある書き込み
周りでは体育などの着替え中に半ケツにして「エイリアンの女」というのがほんの少しだけ流行った;
シガニーウィーバーがもう少し一般受けするルックスだったら、半ケツという呼び名が「エイリアンの女」とかになっていたのかもしれませんね。