31話
25年ぶりに再会した父と娘、
春子さんは忠兵衛さんが死んだものと思い込んでいたため、幽霊にでもあったかのように驚く。
ほっぺたを両の手で挟むのは、本番でいきなり蟹江敬三がやったアドリブ。
こういうことをされると、
幽霊にでもあった時の「うわっ、何じゃこりゃ」的な驚きを演じる方も出しやすいはず。
65話
「この子ね、馬鹿でしょ、馬鹿なんですよ」
片手で能年玲奈のほっぺたを挟む小泉今日子。
これも本番でいきなりやったアドリブらしい。
たぶん、31話の蟹江敬三のアドリブが念頭にあったのではなからふか。
父親がああいうことやるんだったら、その娘もこうやるんでしょう、きっと。
そして、こういうことが家族の設定にリアリティを持たせたりするもんです。
いきなり、顔を挟まれて、小泉今日子に気圧される如くカメラの逆方向に視線を逃がす能年玲奈。
それって、本当に気圧されたんであって、演技じゃないのが見て分かる。
そういえば、小泉今日子は、顔より手がデカいとその昔、オールナイトニッポンで言ってた。