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ひとりパーティー  『ハロウィーン』『ダーク・フェアリー』

10月31日ハロウィーンの日、一人でハロウィーンパーティーをやってみる。

 

100均でハロウィーンのグッズを買ってきて、それで一人で仮装し、ガムやジャンクフードを食べながら、窓を開け放ってハロウィーンにちなんだ怖い映画を一人で見ようという予定。

 

窓の外の落ち葉のカサコソいう音と、映画の中の殺人鬼の足音が重なって聞こえるようだと、まさに恐怖の夜。

 

しかし、

残念ながら最寄りの100均では31日にはすでに棚からハロウィーングッズが撤収ずみ。

何も買えねえ。

しょうがないのでジャンクフードを買いあさり、GEOでハロウィーンにちなんだ映画を借りようとするのだが、

 

これがなかなかありません。

 

わたくし、レイブラッドベリーの熱心な読者であり、

彼の小説にはハロウィーンに関するものがいくらでもあるので、

ハロウィーンがやってきた (ベスト版 文学のおくりもの)

きっとハロウィーンに関する映画ってのもいくらでもあるんだと思い込んでいました。

 

それが、ところが、意外にありませんでした。

 

それで借りてきたのが、

『ハロウィン』


Halloween 2007 Trailer - YouTube

30年前のホラー映画のリメイクです。

 

ブギーマンが人を殺す理由が、

自分の家庭が崩壊したのは母親が性に対してだらしなかったから。

だから、セックスするやつ皆殺し。

 

ものすごくわかりやすい。

そして、セックスするやつから血祭りにあげられるのはアメリカホラーのお約束事。

 

快楽のための性交そして子供を産むことにつながらない自慰行為は、罪悪。

それがキリスト教ですから、

セックスの喜びに浮かれてへらへらしているものには罰が下って当然、にもかかわらずみんなやりたくて仕方がない、このジレンマが、ホラー映画では延々と利用されているわけであります。

 

主人公の殺人鬼の動機と思考パターンが読めてしまうと、映画の中の人物なんてしょせん他人で、しかも殺人行為もやらせの嘘なんですから、

もうじゃんじゃん殺しちゃって血しぶきあげてくださいとか思うと、あまりの恐怖感のなさに自分でも唖然としました。

 

トイレでエロ本読んでる黒人を血祭りにあげるシーンのあまりの恐怖感のなさに、見るのを途中でやめました。

 

 

窓開けてこういう映画を一人で見てる近所迷惑な人物がわたしです。

 

 


映画『ダーク・フェアリー』予告編 - YouTube

 

ハロウィンには関係ないのですが、とりあえず怖い映画として、次に見たやつ。

それなりに面白いです。でも怖くはないな。

ロリコンペドフィリアに対して法をもって罰することの大好きな欧米人が、それでも尚その方面の趣味に浸るときには、

不思議の国のアリス』が言い訳にされることが多いです。

文学だのイマジネーションだの、そういうこと隠れ蓑にしてるんですが、

この映画、ホラー版のアリスとでも言ったところでしょうか。

 

まあ、最も主人公の女の子、そこまで可愛くはありません。

けれども、作品内容に鑑みると、可もなく不可もないかわいさであり、

小さい子供のくせに結構演技が立派ですけれども、

いわゆる天才子役の類と比べると、作品内容に鑑みると、可もなく不可もない上手さといったところ。

 

作品の内容も、まあ、そんな感じ。

 

 

それでも、一般人の映画について詳しいというような人と比べると、映画監督やるような人って100倍くらい映画について詳しいし、映画について考えているわけでして、

随所にみられるヒッチコックへのオマージュがなかなかさらりと嫌みのないものである点に感心しました。