読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『あまちゃん』 ラストは『テルマーとルイーズ』

2013年10月11日
あんまり頭のよくない人たちのためにあらかじめ言っておきますが、
わたしは、以下の文章で、アキとユイが死んだとは一言も言っていません。

さらに言うと、『テルマ&ルイーズ』って二人ともまだ死んでいないんですよ。だって、死ぬところ映す前に映画終わるでしょ?あんたも私も何年か何十年か先には死ぬんだけど、まだ死んでいない、それとおんなじことです。




一回15分のドラマなんですから、細かい伏線はったり、無意識的な映像の仕込みやっても、誰も見ていないのが朝の連ドラ。


だから、映像的に重要なシーンは繰り返し繰り返し流していたんですが、

ユイちゃんのモチーフとして トンネル

アキちゃんのモチーフは 海に飛び込むこと



これ、宮藤官九郎が脚色担当した映画『ピンポン』からの流用らしく、


「この星の一等賞になりたいんです、アイドルで、そんだけ」


「月にタッチするなんて分けねえよ、I CAN FLY」


『ピンポン』では、水に飛び込むことは、生まれ変わることの意味でつかわれてましたんで、
あまちゃん』では、今更飛び込む必要がないので、ラストは、トンネルのモチーフで終わるのだろうと思っておりました。




トンネルは、『あまちゃん』の中では、夢の入り口の意味でつかわれており、
その夢は、東京へ通じる夢だったのですが、
震災の時、その夢の道筋は閉ざされてしまいます。

そして、再び、そのトンネルが通じたとき、その行先 つまり夢を見るべき場所は東京(つまり震災前の画一的な目標)ではなく、
地元だったということですが、


そこまでは、最終回見る前からわかっていたんですが、


ここで、まさかのOPにつながっていきます。
トンネルを抜けた後に、OPの北鉄につながり、


二人の女の子が、漁港の入り口の灯台へ向けて走ります。

もしや二人そろって飛び込むんか、やはり、『ピンポン』のアキちゃんのテーマで終了か?と思ったんですが、

結局飛び込みませんでした。



そして、このカット。

テルマーとルイーズのラストでした。


ふたりは、このまま崖の亀裂に向けて車で突っ込みます。

クドカンが最初に提案したラストは、撮影的に不可認定されたらしく、
もしかすると、二人そろって飛び込むシーンを危険だということで却下されたのかもしれません。








飛び込みはしませんけど、灯台のところで、ぴょんと弾むカットが一人ずつ挿入されます。

今後は、『ピンポン』も『テルマーとルイーズ』みると『あまちゃん』思い出さずにはいられないとこです。
ついでに、『桐島、部活…』もです。