おら、変な映画見ちまっただ    橋本愛篇

あまちゃん』みてると、薬師丸ひろ子小泉今日子も、アイドルやってた人って、みんなそれなりに変なんですが、

橋本愛主演の『アバター』、変な映画でした。

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予告篇


原作が『リアル鬼ごっこ』の山田ゆうすけで、そこからして、変な映画だろうと予測はつくのですが、


無茶苦茶に荒唐無稽な設定なんですが、
その荒唐無稽な世界に、橋本愛が変なはまり方してるんですよね。


浮浪者に一升瓶で酒を注ぐシーン…、な、なんだ?



巷で噂の、橋本愛のキレ演技。いきなり栗山千明さま風。キレる前との落差が激しく、ジェットコースターのようなめまいが、…


才能は隠すことできても、美貌は隠すことできないから、美人って、めんどくさい人生送りがちだよね、と思っていた矢先、
この映画前半は、橋本愛、もっさりした役を演じとおす。
美貌って、それなりに隠せるもんなんだ、と感心した。


誰かに似てると思いながら見てたんですが、

そう、そう、

宇多田ヒカルのお母さん。

「どうしてあんなにきれいなお母さんからこんな娘生まれたんだろうね?」と自分で言うところが宇多田ヒカルの可愛らしさ。

ちなみに楳津かずおの『おろち』

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藤圭子がモデルとの噂。


サブカル系の人に、橋本愛はウケがいいというのがよくわかりました。橋本愛は演技下手というよりも、巣の部分がなんか変なんだなとの思いを新たにする。

これ
『Another』よりは、ずっと見どころの多い映画でした。