「リアル鬼ごっこ」2

谷村美月作品と言うと、お約束事のように、被虐的要素があるのですが、

中高生を観客の主対象にしているはずの「リアル鬼ごっこ」にもやはりそういう場面があります。


9割がた狙って、チャチィ感覚を呼び起こそうとしているのだが、
しかし、それでも、見ていて痛々しい。

バッタ物のダースベイダー、パチもんの皇帝、
首輪は、たぶんレイア姫



あっちの世界とこっちの世界は連関しているので、片方の世界で縛られると、もう一方の世界でも縛られる。



毎度毎度なんやかんやとひどい目に合わされている谷村美月ですが、
こういうことになったのは、彼女の再デビュー作の「カナリア」で援交小学生演じてたから、大概のことはやってくれるだろうという製作者のよこしまな期待があるのだろうと自分は考えます。

まぁ、それでも、谷村美月がひどい眼にあっても、あんまり悲惨な感じがしないのですね。

なんでなんでしょう?見てる側も慣れちゃってるからでしょうか?


リアル鬼ごっこ」正直、褒められた映画ではない。

こういうとき、こういう立場の人はどのように反応するのだろう、どう振舞うのだろう?
そういう風に演技を作っていこうとしても、
まあ、

リアル鬼ごっこ」の場合、設定事態が荒唐無稽なので、谷村美月、どうしていいかわかんなかったんでしょう。



まあ、これ、「ターミネータ−」なんですが、彼女の演技見て、ショボいと感じたのは、実に稀なこと。




おにいちゃんのハナビ」が良作なのは、家族の役を演じている人たちがちゃんと家族にみえる、という本来当たり前のことがちゃんと出来ているからで、
ふつう、フィクションの中の兄と妹って、こんなもんでいいだろみたいに済まされてしまうものです。

谷村美月、現実の世界では、弟一人の姉なんですが、映画の世界だと妹役多いです。

顔、体型が妹演じるのに向いているという事なんでしょうけれど、自分には、あんまり妹に見えない。

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